人外&少女のパラダイス

ほんとは「&」じゃなくてバツ印にしたんだけど、変換の出し方がわからない…。まあそんな小さなことは置いておいて。

そうだ…なつ姉様の「人外&少女ものが大好き」宣言を聞いて「なななんですとー!嬉しい限りの初耳!このジャンルでも姉様を先輩と呼ぶことが許された〜〜〜!」と思って飛び上がって喜びましたが、よくよく過去のメモリー(もう意味かぶりすぎ)を振り返ると、とても納得…。

ハートの国のアリスも、彼らは人の形こそしていたけれど正確には人外でしたものね。エリザベートのトート様ももちろん人外。そして出会ったときはエリザベートも少女!

最近出会えたベストオブ「人外&少女」作品はこの二つ。

・「この愛は、異端」 …悪魔&少女。やや18禁。しかし凄まじい。

・「雷神とリーマン」 …雷神&少女のように繊細なサラリーマン。BLですがこちらも凄まじく良い。

 

ああ〜!「飼い主獣人とペット女子高生」は私も読んでました!pixivは人外&少女の宝庫というか、素材の海というか、ジャングルというか…。ほんとお世話になります。このpixivでお試し読みからのkindleで購入、という商法ルートを正確に何度も辿ってます。本屋さんでお試し冊子の立ち読みもいいんだけど、それと同じはずなんだけど、pixivで読む方がkindle購入に行く確率が高い気がします。やっぱり落ち着いて読めるから、より作品の良さを感知しやすいのか…

 

は!全然関係ない!すみません!

 

「青野くんに触れたいから死にたい」は、パッと見にはあまり興味なかったのです。タイトルがかなりラノベ的で、しかも表紙と1話の序盤あたりまで結構イラストが硬い…テイスト的には、昔の少女漫画誌「りぼん」みたいな…。でもなんとなく読み始めたら、すご〜く常識的でさっぱりした絵と展開の中に、ちょいちょい…狂気があるんですよね。読み返すと、ほんともう最初っから結構狂ってるんですけども、私が一番最初に「うおっ」と思ったのは、青野くんが亡くなったと知らされた日、自分の部屋に帰宅した瞬間の優里ちゃん。

ドアを閉めた瞬間の顔…なんぞヤバい…。

これまでずっと、結構太めの単純な輪郭線で描かれてきた少女漫画りぼんの世界の優里ちゃんの目が、楳図かずおワールドになってる。ぞわっ…。

 

と思ったら、またすぐ二人の微笑ましい日々になって、少女漫画りぼん的な空気にのほほんとしていたら…あれ?なんか青野くんの様子が…。様子がおかしい…という展開自体が、私は少女漫画りぼんの気持ちで読んでたのでかなりビビりましたし、さらにあの描写でもう、楳図かずおすらぶっ飛ばしましたよ…。

 

ただ毎回救いなのが、恐怖の時間は比較的ちゃんとすぐに、りぼんの世界に戻ってくれるということ。でも第1話のあの戻り方も衝撃でしたね…。憑依されたと思ったら、次の瞬間にはそこから血が出るんかいっていう…。全然一切りぼんじゃない…。

 

音楽室の話も微笑ましいな〜〜ああこれぞ、りぼんの世界…と思ってたら、優里ちゃんが「私いまから学校戻ってくる」って狂気の顔になって!

しかもこの2話以降、優里ちゃん狂気のときほど顔が可愛くなってる気がしました。でもって可哀相で泣きたいのに、電柱であんなんなって、もう笑うのも泣くのも中途半端にせざるを得ず、この突き放される感じがたまりませんでした。

は〜〜…気持ちが良いほど読者をボッコボコにしてくれる漫画ですよこれは…。

 

あと、青野くんの友達、藤本くん。

彼も…彼の登場も最初は「はい新キャラ登場ね」と、若干わたしは冷静に見てたんですが、彼と優里ちゃんの対話シーンがもう会話が濃くて…誰が予想したでしょうか。こんな濃くぶっ飛んだ会話を。空知先生の台詞かと思うくらい濃かった。そういうところにもグルングルン心臓を振り回されて、もう気がついたらkindleポチポチ。2巻まとめてポチポチでした。

 

美桜ちゃんも可愛いっすよね…。可愛い…。

と思ったら、今のシーンこわああああああ!

と思ったら、ブルーチアのみんな、可愛い…。

と思ったら、こわあああああ!やめてーーーー!

と思ったら、ほんと優里ちゃん可愛い…。

以下エンドレス・リピート…。

 

吊り橋効果ってほんとにあるんだ…と、この漫画を読んで初めて確信しました。

恐怖のハラハラドキドキと、ときめきや興奮のドキドキを脳みそは区別できない!中毒になる!!

 

いやー…。でも底知れないリアルな感じがありますよね。ううう…。もう一コマずつ語りたいくらい色々あります。ええもう。

青野くんにまつわる謎の深さもさることながら、優里ちゃんのキラキラ眩しいほどの愛と狂気と勇気が素晴らしい。ブルーチアのメンバーも、全力でバカップル応援スタンスなのも安心していられる。

にしてもバツ印の世界怖すぎですよね。怖すぎて「バツ印 幽霊 意味」とかグーグル先生に聞いてみたのですが、何も一切わかりませんでした。

 

2巻の終わり方がものすごい心臓クラッシャーだったので、私も「3巻いつぞ!?いつぞな!?」の嵐に呑まれました。3巻待てず、普通に本誌の最新号に手を出してしまいましたが…。

 

気になりますよね〜!あの部屋は誰の?どうしてなの?髪はなぜ?おーーい!

 

生きていて、まだまだ漫画の世界の奥深い楽しみに溺れられる幸せですよ〜〜!